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【名古屋発】うんこ漢字ドリル

2017/08/10

【日本一楽しい漢字ドリル】というキャッチフレーズで話題となっている『うんこ漢字ドリル』。ご存知の方も多いと思いますが、小学1年生から6年生までに習う漢字を子供(特に男子)がなぜか好きな【うんこ】を使った例文にすることで、子供が自ら興味を持ち楽しんで漢字の勉強をするようになるという魔法のようなドリル。例文をみると、「雪女のうんこはコオリかな?」や「英ゴさえ出来れば外国人とうんこの話が出来るのに」など大人でも思わず笑い出し、次の文章が気になってしまう内容です。
実際うちの子の反応としては、長女6年生(オマセで恥ずかしがり屋)が、「普通に勉強すればいいじゃん」と全く興味を示さないのに対して、長男4年生(“THE自由人”な感じ)はタイトルから大爆笑。書店でも声に出して問題を読みながら食い入るようにドリルを見ています。やはり男子の方がウケがよさそうで、もし自分が子供の頃にあったらもっと漢字が得意になったのに・・・とうらめしく思ってしまうぐらい。
デジタル化が進み、教科書もタブレット化されたり授業でもタブレットが活躍するペーパーレス時代に【子供が興味を持つ=うんこ】というアイデアで商品化した結果、いろいろなメディアにも取り上げられたり口コミなどで広がったこのドリル、時代と逆行したある意味アナログな商品にも関わらず、大ヒットしています。
今は、いい商品を作れば必ず売れる時代ではありません。ヒット商品を作るには市場の分析や現行モデルの現状を正確に把握しながら、ターゲットを明確に定めてデザインや宣伝方法、販売タイミング、価格など、さまざまな要因を検討し、それらが重なって初めてヒット商品になる可能性が出てきます。そして我々広告マンは各種媒体やイベントを実施するなど、さまざまな手法を駆使してヒットのお手伝いをする。うんこ漢字ドリルもアイデアだけではこれほど注目はされていないと思うので、売るための関係者の必死の努力があったに違いありません。
物事には必ず理由があります。ヒット商品が生まれたり、【今話題】の商品にも必ず何かしらの理由があるはずです。皆さんも、目にする商品や話題になっている商品がなぜ話題になっているのか、なぜ行列ができているのかなど少しだけ気にしてみると、大きな発見があるかもしれませんし、それは案外簡単な仕掛けだったりもします。ヒット商品が生まれる陰には我々のような広告マンの力も多少なりとも影響しているのです。

中部営業統括部
営業1部 高原秀明